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Work Documentary制作記

スタンプ制作の工程からリリースまでの道のりを徒然と。

第5回『スタンプのパターンを考える』2014.11.05 UPDATE

キャラクターも完成したし、スタンプの内容を考えるぜ!

LINEスタンプを作るときは、LINE上で使う40種類と、パッケージとアイコン用の2つを足して全部で42パターンを用意しないといけません。

パッケージとアイコン用は、ほかの人が作ったスタンプを見てみても、キャラクターの顔だけとかで流用してるのが多いかな。

そして実際に使用する40種類で気をつけないといけないポイントは、

・日常会話で使用しにくいもの(例:物体、景色など)
・イラストでないもの(例:写真や顔写真など)
・視認性が悪いもの(例:横長な画像や、8頭身キャラクターの全身など)
・スタンプ全体のバランスを著しく欠いているもの(例:淡色ばかりのもの、単なる数字の羅列など)
・公序良俗に反するもの、未成年者の飲酒喫煙を想起するもの、性的表現、暴力的表現、ナショナリズムを煽るもの

・・・などなど。

あと宣伝目的のようなものもNG。

当初、40種類のパターン考えるのはたいへんかなーと思っていたけど、考え出すといろいろ案が出てきて、どちらかというと80案くらいから厳選するという作業になった。

ブレイクダンスのスタンプで一発目のコンセプトとして、ほかの既存スタンプで補える日常的な内容よりも、ブレイクダンス特有のものを優先する。

なので技や用語、仕草で25パターンくらい。

トップロック・ウインドミル・逆立ち・柔軟や、「Peace」「unity」とかの文字系など。

あと残りで「喜怒哀楽」の感情や、日常系の表現を、できるだけブレイクダンスを絡められるものを選出。

挨拶・遅刻・ケガなど。

こうして選出した40種類でどのキャラを登場させるかを振り分けていくんだけど、これがなかなかめんどくさかった。



できるだけ登場回数が偏らないように、キャラクターのイメージと合うように。

キャラ単体の絵と複数キャラが絡む絵があるので、そこでかなり調整を利かせて選出完了。



次回 - 第6回『40パターン下書き祭り』