キャラクターも完成したし、スタンプの内容を考えるぜ!
LINEスタンプを作るときは、LINE上で使う40種類と、パッケージとアイコン用の2つを足して全部で42パターンを用意しないといけません。
パッケージとアイコン用は、ほかの人が作ったスタンプを見てみても、キャラクターの顔だけとかで流用してるのが多いかな。
そして実際に使用する40種類で気をつけないといけないポイントは、
・日常会話で使用しにくいもの(例:物体、景色など)
・イラストでないもの(例:写真や顔写真など)
・視認性が悪いもの(例:横長な画像や、8頭身キャラクターの全身など)
・スタンプ全体のバランスを著しく欠いているもの(例:淡色ばかりのもの、単なる数字の羅列など)
・公序良俗に反するもの、未成年者の飲酒喫煙を想起するもの、性的表現、暴力的表現、ナショナリズムを煽るもの
・・・などなど。
あと宣伝目的のようなものもNG。
当初、40種類のパターン考えるのはたいへんかなーと思っていたけど、考え出すといろいろ案が出てきて、どちらかというと80案くらいから厳選するという作業になった。
ブレイクダンスのスタンプで一発目のコンセプトとして、ほかの既存スタンプで補える日常的な内容よりも、ブレイクダンス特有のものを優先する。
なので技や用語、仕草で25パターンくらい。
トップロック・ウインドミル・逆立ち・柔軟や、「Peace」「unity」とかの文字系など。
あと残りで「喜怒哀楽」の感情や、日常系の表現を、できるだけブレイクダンスを絡められるものを選出。
挨拶・遅刻・ケガなど。
こうして選出した40種類でどのキャラを登場させるかを振り分けていくんだけど、これがなかなかめんどくさかった。
できるだけ登場回数が偏らないように、キャラクターのイメージと合うように。
キャラ単体の絵と複数キャラが絡む絵があるので、そこでかなり調整を利かせて選出完了。
次回 - 第6回『40パターン下書き祭り』